成功の秘訣
2022-09-02

8月末に虹色かき氷作りを楽しみにしていた年長さん。ジップロックに入れた牛乳を固めることから始めます。
「1人で入れられるかな?」
「難しい・・こぼしそう・・」
「お友だちと協力したらいいんじゃない?」
「どうやって?」
「1人が袋を持って、もう一人が牛乳を入れたらいいんじゃない?」とみんなの前で実演してくれた子。
「牛乳って固まるのかな?」など不思議が溢れる子どもたち。
自分たちで冷蔵庫に入れ、3時間後。
「先生!固まってない!」「え?なんで?」
焦る保育者。そこで更に1時間待ちますが、やはり固まりません。
「なんで固まらなかったのかな?」という保育者の問いかけに、「冷蔵庫の上と下からは、冷たいのが当たるけど、真ん中は重なり合っているから冷たいのが届かなかったのかも!」という子どもの言葉。
さらに「周りだけ固まったまま、作ってみる?それとも明日まで待つ?」という保育者の問いかけに、お休みしていたお友だちの名前が。「明日は、〇〇君、来る?」「うん、来るよ。」
「じゃあ、明日まで待ってみよう!みんなで作る方が楽しいもん!」
うまく氷が固まらず失敗・・・ではなく、固まり方の発見と休んでいるお友だちのことを考えることができた優しさに心が温かくなりました。虹色クッキング大成功!でした。
