ミニコラム 「温のこころ」
「ママ」の時間
2022-08-09
私たちの日常には、当たり前に子どもが隣にいる。子どもから離れて1人になれた瞬間が特別に感じて、好きな事を堪能できる喜びを嚙みしめるけれど、本当に特別なのは、子どもがすぐ側にいる、この毎日なのかもしれません。
でも私たちはそれを忘れてしまう。なんだかずっと続くような錯覚を起こして毎日を過ごしているけれど、大変に思えるこの毎日に数えきれない「愛おしさ」が散りばめられている事を私たちはいつの日か知るのでしょう。
ママの毎日は、ママでいられる毎日です。私たちはこの先、どんなに子どもと離れていても子どもを想い、心配し、愛し続ける。
そのなかで、子どもたちの側で「ママ」でいられることのできる日の、なんと短いことなのかを思い知るのでしょう。
今日もあなたは屈託のない笑顔で振り向き「ママ!」と言って両手を広げてこちらに飛び込んでくる。
あなたの、その笑顔。
自分の事が1番大切だった私に、自分の命よりも大切だと思える存在がこの世にはあると教えてくれた子どもたちに、心から感謝。
