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ミニコラム 「橋のこころ」

蔵書点検の季節になりました

2022-12-30
毎年お正月を直前に控えたこの頃は、園の絵本の蔵書点検の季節です。
蔵書点検とは、園の絵本の台帳と実際の所蔵を照らし合わせる棚卸のようなことです。
作業工程はこのような感じです。

1、本棚の絵本を整理します。
まずは本をきれいに並べなおします。
こうすることでおおよその所在を確認し、シリーズものやジャンルなどをまとめ、不明本を探しやすくしておきます。

2、絵本のバーコードをパソコンで読み込みます。
園の所蔵はおおよそ2,000冊ほど。
一冊一冊バーコードリーダーを使ってなぞっていきます。
ときどき、探していた絵本などを見つけますので、そういった絵本はわかりやすく印をつけておきます。

3、絵本の台帳と照らし合わせます。
蔵書点検で未点検になった絵本が本棚にないか、もういちど確認します。そしてなかったら、その絵本が、貸し出し中なのか不明なのかを一冊ずつ確認します。

4、絵本の捜索をします。
不明本となった絵本の一覧を印刷し、一冊ずつ所在を確認していきます。

今年も蔵書点検の2の工程までを終えることができました。
蔵書点検を控えた時期は、ご家庭への絵本の貸し出しを停止しておりましたが、これでまた年明けからはいつもどおり絵本を借りていただくことができます。

事務室前に飾られている手作りの鏡もちが、『おもちのきもち』に似ていますねとT先生が言われていたので、こっそり並べておきました。

来年も皆様に、たくさんの素敵な絵本との出会いがありますように。